St Andrews セント・アンドリュース
St Andrews セント・アンドリュース
街に戻りマーケットストリート(Market Street)とサウスストリート(South Street)を行きつ戻りつ、ウィンドーショッピングする。
観光地だけにギフトショップやカフェ、ピザハウスなどが軒を揃えている。なかなかにお洒落な店が多い。"Top Drawer"というギフトショップに入ってみる。
スターリングシルバー製のシュガースプーンのデザインが気に入った。バラ友達3人にお土産とする。
"Psyche's Garden"なるお店のウィンドーにフェアリーを発見する。この旅初のお目見えだ。
クリスタルやジュエリーのお店らしいが、石の持つフィーリングを売りにしているらしい。その一環として仏像やら天使の類も扱っているようだ。
店の思惑は関係ない。私達は気に入ったフェアリーが見つかればそれで良い。小さな可愛いフェアリーが4種類あった中でお気に入りを2体求める。
時は13時、カフェやピザハウスの店先でランチをする人々を見て小腹が空いてきた。"Carlton Baker"に行列ができている。きっと美味しかろうと並んで見る。
美味しそうなドーナッツが並んでいる。3つ求めて2.38ポンド(330円)、お安いランチだ。テイクアウェー(イギリスではテイクアウトではない)して、
さて、どこで食べようか? その前にオールドコースを見に行こう。 写真はHigh.st St Andrewsより
St Andrews Old Course セント・アンドリュース・オールドコース
セント・アンドリュース・オールドコースは"The Home of Golf"として知られる。ゴルフの起源については諸説あるが、
600年前このリンクスで盛んに行われていたことは疑いないだろう。その証拠に1457年には国民がゴルフに熱狂しすぎるので、
スコットランド王ジェームズU世によってゴルフ禁止令が出たほどなのだ。それでも国民はゴルフに興じたという。
そして、ここオールドコースはゴルフの世界4大大会(メジャー)の一つであり、最も古いトーナメントである"The Open"を28回も開催しており、
今年は150回目の記念大会が7月15日から開催されるのだ。とにもかくにも世界のゴルファーの聖地なのだ。
コース脇の路肩に車を止める。大勢のゴルファーでコースは賑わっている。プレーを眺めながら、先ほど求めたドーナツを頬張る。このシチュエーションだから不味かろうはずがない。
日本時間では21時過ぎだ。孫と電話で話す。孫にはイギリスと日本の距離や時差はまだ理解出来ないようだ。皆変わりないようで安心する。
コースと道路の境は低い簡単な柵があるだけだ。見物客も沢山いる。その見物客が柵を跨いでコースに入り、あの有名なスィルカン橋(Swilcan Bridge)で記念写真を撮っている。
中には石橋の欄干に座り込んで撮っているものもいる。その間プレーヤーはプレーを中断して待っている。プレーヤー自身もスィルカン橋にやってくると、カメラを取り出し写真を撮っている。
私も合間を見計らって橋に乗り、見知らぬ紳士にシャッターをお願いする。この橋の上に立てて心躍る。
写真下左には"Old Course Hotel"を背景にプレーする6人組、写真下右にはポシェットを肩からぶら下げプレーする女性とリュックを背にコース内を散策している女性が見える。
伝統ある名門コースなのだが、型にはまらぬ自由があり、実にオープンな雰囲気がする。セント・アンドリュースの響きが良いのはオールドコースが好きだからかもしれない。
Address | St Andrews, Fife, Scotland |
Telephone | 01334 466666(Old Course) |
Web Site | St Andrews Old Course |
詳細はWeb Siteなどでご確認ください。
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